オールユーニードイズキルを見てきた。
オールユーニードイズキルを見てきた。戸田奈津子の翻訳の方を。
あらすじ。
近未来。地球は謎の侵略者「ギタイ」の度重なる襲撃により、壊滅状態に陥っていた。防衛軍は辛うじて彼らの侵略を食い止めていたが、敵の強大な戦力になす術も無く、戦死者は増える一方であった。対侵略者の決死の任務にあたっていたウィリアム・ケイジ少佐もまた、敵に何一つのダメージも与えられずに戦死してしまうものの、次の瞬間、彼は戦地に赴く前の時間に戻っていた。
こうしてケイジ少佐はパワーを手に入れた。
しかし今、オメガギタイの放ったモンスターが
ケイジに襲いかかる…
上映前に「死ぬたびに強くなる」とキルゾーン、コールオブデューティーの映像をバックにPS4のCMが入っていたので、シューティングゲームを意識できる作りにしているんだろうけど、舶来の金のかかった良いゲームじゃないだろ。デスクリムゾンだろ。トムクルーズが放り込まれたこのゲーム。
この映画は中盤の死んだ魚の目をしたトムクルーズに、同じくクソゲーをやっている自分を自己投影(自分は定価で買ったアンリミテッドサガ)をするのが一番正しい見方だと思う。で、ループが始まるたびにエコールの不穏なロゴ曲を脳内で再生させればハリウッド発の終わらないドタバタの毎日が繰り広げられる日常系映画の出来上がり。
そんなことより、トムクルーズの来日時に戸田奈津子こと誤訳おばさんが付きまとうループをどうにかしてあげた方がいいと思うよ。