映画「OVERLORD」

娯楽

タイトルとポスターがなんかかっこいいホラー映画OVERLORDを見てきた。大君主みたいな意味があるらしいけど内容的にはノルマンディ上陸作戦のコードネームらしい。

ただそんなことは全く関係なく話は進むゾンビ(？)映画。スプラッタ、銃撃、肉弾、そして結果大爆発。「こういうのでいいんだよ」と言いたくなる僕らの為のボンクラ映画。

MCU集大成「アヴェンジャーズエンドゲーム」を見て吐き気も催すほどヒーローやヴィランにに感情移入して疲弊した脳みそにもってこいの、いい意味で、鑑賞した後に心の全く何も残らない映画。

と思いながらネットを眺めてたらこんな記事が

そもそも芸術や文化というのは、個人が「かなり極端でどちらかというと危険な感情を体験するための安全な場所」を提供するものであり、芸術や文化がこれまで受け入れられてきたのはそうした精神状態をすぐにオフにできるから

「OVERLORDは文化」という気はさすがにないけど、高尚な言語化された意味がないことにも価値があるというのは意識していたい。

以下ネタバレの捌け口

かせきさいだあのアニソング!!バケイション

このアルバムの曲がアップルミュージックでたまたま流れてきたので1枚まとめて聞いてみる。

タイトル通りかせきさいだあのアニソンカバーアルバム。この人のことはおろか、収録曲のもとになったアニメのことも殆ど知らないけど、シティポップ調の軽くおしゃれなアレンジで耳に簡単に入ってくる。

中でも「恋のＢ級アクション」が気に入っている。切なげな要素も含まれたアップテンポなメロディと、女性コーラスのちょうどよい塩梅のペラペラした声が妙にマッチして何度も聞きたくなる不思議な魅力がある。