いつか欲しい(14) COLONEL Littleton No. 10 Writing Board

アメリカの皮製品のメーカーCOLONEL Littletonのライティングボード、要するに画板。f:id:natutoyuuki:20160727222749j:plain:h270:right

小学生の時に使っていたような画板と違って、台の部分が木製でパーツに真鍮や革を使っている。台の端には磁石の金具が埋め込まれクリップ等の金属を付けて置ける。上部にはクリップのような留め具がついていて、書類が挟める。この留め具にはくぼみがついていてそこにペンなどを置ける仕組みになっている。下部には真鍮のストッパーが付いていて書類や道具が滑り落ちないように工夫してある。

平成の初頭辺りに小学生の間で流行った多機能筆箱みたいなもので、特に明確な目的はないけど、とにかくこの台の上で何かをしたい道具、もしくは、どう使うのかを想像するのが楽しい道具。

森の中で生活をしていたという詩人のヘンリー・デイヴィッド・ソローは「机なんか小さければ小さいほどいい」と言っていたけど、このライティングボードにも似たような意志を感じる。「机に脚なんかいらない、自分の膝で支えて使えばいい」みたいなミニマリストの極みの様な割り切り方、結構好き。

画像引用元:Lap Desk Writing Board No. 10 | Best & American Made | Col. Littleton

参考:ヘンリー・デイヴィッド・ソロー - Wikipedia