The Burning Houseを読む
The Burning House
このサイトを書籍化した「The Burning House: What Would You Take?」。
洋書なので文章は読めないけど、写真がメインの本なので問題なく楽しめる。
本のタイトルを訳すと「もし火事になったら何を持っていく?」。その名の通り、差し迫った状況でも、命をはかりにかけてでも大切な物を持っていくのであれば何?と読者に問いかけて投稿してもらった、という内容。
火事の時何を持っていくか?の正解は当然「何も持って行かない」なんだけど、投稿者はほぼ全員が何かしらの物を挙げていて、そのあたりに人間の業を感じることができてとても面白い。
理由はわからないけど人の物欲を見るのが好きだ。特に使用者の手垢の付いたもの、使い古されたものが更に好きだ。米沢嘉博の本「アメリカB級グッズ道」で「アメリカ人は自国の歴史が他国と比べ浅いので古道具に対し、他国の人間よりより愛着を持って接する。」みたいなことを書いてあった。個人的な話になるけど、もしかしたら似たような理由かもしれない。
自分は書籍の形態で買ったけど、キンドル版も出ているようなのでタブレットがあればそっちもいいかもしれない。
The Burning House: What Would You Take?
- 作者: Foster Huntington
- 出版社/メーカー: It Books
- 発売日: 2012/07/10
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: Foster Huntington
- 出版社/メーカー: It Books
- 発売日: 2012/07/10
- メディア: Kindle版
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- 作者: 米沢嘉博
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1999/12
- メディア: 単行本
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