デッドプール マーク・ウィズ・ア・マウス
デッドプール マーク・ウィズ・ア・マウス。ヴィクター・ギシュラー作 ボン・タゾ作画。
チビッコ向けアニメ、ディスクウォーズアベンジャーズで登場するや否やアイアンマン、キャプテンアメリカを差し置いて人気投票で1位を獲得したデッドプールの初邦訳単行本。楽天のポイントが溜まっていたので1000円で購入。
悪の秘密結社AIMからの依頼を引き受けた傭兵デッドプールは、ゾンビになった別次元のデッドプールの頭部ヘッドプールを元の世界へ戻そうと成り行きで時空を股にかける。
さまざまな意味で自由なキャラクターが2人もいる(最大3人)のでなので先が読めない。他のキャラクターとも相まってさまざまな意味でハラハラドキドキの展開が楽しめた。
好きなシーンが
ヘッドプール:飢えの奴隷にはなるな。ああ、苦しい選択さ。耐え難いほどの強烈な飢えの苦しみがお前を襲うだろう。
聞かせてくれよ。お前に根性はあるか?内なる悪魔に立ち向かい、誘惑をはねのける克己心はあるか?
絶対 飢えの誘惑なんかに負けたりしない!からの
ヘッドプール:よっしゃあ!完・全。復・活!両手両足、それに空っぽの胃袋!腹が減って我慢できねえ!
飢えの誘惑には勝てなかったよ…
このキャラクターとしての軽薄さ。ああまで名台詞をたり得る言葉を吐いておきながら手の平を返す展開は週刊少年ジャンプじゃ多分できない。