バーミヤンのチキン南蛮定食

バーミヤンチキン南蛮が最高すぎる。f:id:natutoyuuki:20161209165013j:plain:right:h270

自分がチキン南蛮に求めるものは、サクサクの衣と中から溢れる肉汁、そして、ピクルスの酸味の効いたタルタルソース。これはそれを全て備えていて、何度も食べたくなる。自分の中ではチキン南蛮ランキング暫定トップに輝いている。

難点をあえて挙げれば、備え付けのレタスがタレを吸ってしょっぱすぎるところ。

取り敢えず腹が減っているけどこれと言って食べたいものがない時はこれを食べたい。

沙村広明 ベアゲルター3巻のおまけ漫画

沙村広明の漫画ベアゲルター3巻。

とある島で繰り広げられる残虐殺戮バトル漫画。あらすじが大切な漫画ではないと思うので割愛。

巻末の中国人暗殺者の娘がひたすらコンビニ食品を食べ続けるおまけ漫画「ジェマオ姐ちゃんの喰い辛抱…断罪!!」がとても良かった。
思い通りに目当てのものが食べれなかったり、日本のペットボトル烏龍茶に苦言を呈してみたり、サラダともずくを合成してオリジナルもずくサラダを錬成してみたり。一人の娘の喜怒哀楽が描かれていてとても楽しく読めた。

特に一口タイプのもっちり食感のチーズパンを食べるシーン。

パンを1つつまんで口に運ぶ。夜の海岸に浮かぶ満月を前に咀嚼する。そして飲み込む。そこで述懐する。

「...もし私が... 一人で何処かの国を旅行していて
何気なく立ち寄った小さなベーカリーでこんなパンに出会ったら」
「びっくりしてこの街に住み着いてしまうかもしれない」
引用 ベアゲルター3巻 ジェマオ姐ちゃんの喰い辛抱…断罪!!

沙村広明漫画はメイン女性キャラがほぼ芯の強い人間として描かれることが多い。このキャラクターも本編中は常に何処か悟ったような表情をしている。
f:id:natutoyuuki:20161212202648j:plain:w250

それに対して「びっくりして〜」のコマの、もしもの世界の表情が隙だらけの驚き方をしていて、暗殺者として生きていなければこんももっと沢山できただろうし、色んなところに旅行にも行けたんだろうなと感じさせて心をキュッと締め付けさせてくれる*1
f:id:natutoyuuki:20161212202256j:plain:w250

「(前略)ていうかもちもち食感って売り文句に毎回踊らされている気がするーーー」
引用 ベアゲルター3巻 ジェマオ姐ちゃんの喰い辛抱…断罪!!

そして

f:id:natutoyuuki:20161212180901j:plain:w150

なんか良く分からないけど少し幸せな気持ちになれた。

一昨年から去年にかけて女の子が食事をし続ける漫画が多く連載されてるけど、この手の漫画はおまけページに少しだけ載っているくらいが自分には丁度いい、と思った次第です。


bustuyoku.hatenablog.com

*1:そんなことを考えながら読む漫画じゃないと思うけど